地域づくりネットワーク福岡県協議会では、日ごろから様々な分野で地域づくり活動を行っている団体の皆さんの連携を深めるため、平成２７年２月２８日（土）に飯塚市の福岡県立飯塚研究開発センターで、ふくおか地域づくりフォーラムを開催しました。

当日は地域づくり団体や市町村から約１００名の方に御参加いただきました。

基調講演に先駆けて行われたふくおか地域づくり活動賞表彰式では、応募総数３５団体から『草ヶ江校区まちづくり協議会（福岡市）』がグランプリを受賞、『青葉台ぼんえるふ団地管理組合法人（北九州市）』と『ゆくはし屋根のない博物館市民学芸員の会(行橋市)』が奨励賞を受賞し、表彰状と賞金総額５０万円が授与されました。また、１０団体が活動賞を受賞しました。

基調講演では、石川県から能登乃國ゆするぎ塾　塾長の大湯　章吉氏に「地域は地縁型と志縁型の協働で創る」について、御講演いただき、地縁型と志縁型の協働のためのノウハウや協働事例について説明いただきました。また、地域づくり団体の組織課題を人の成長期に応じた病気に例え、ユーモアあふれる解説で治療法について、分かりやすくお話しいただき、会場は大いに盛り上がりました。

引き続き行われた、パネルディスカッションでは(株)まちづくり計画研究所　代表取締役　今泉　重敏氏をコーディネーターとして迎え、基調講演に続いて大湯氏、北九州インタープリテーション研究会　代表　原賀　いずみ氏、ＮＰＯ法人南陵塾　塾長　斉原　直樹氏、楠北自治区会　会長　松尾　一四氏に地縁型と志縁型地域づくり団体の交流について、語っていただきました。